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「農業、農地は貴重な財産」・シンポジウムで専門家ら議論

2011.2.21(越谷市)
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 越谷市は農業シンポジウム「越谷で『農』を語ろう!」を13日、中央市民会館で開いた。農業と生活とのかかわりについて市民に考えてもらい、農業への理解を深め、農業を応援してもらうことを目的に開催された。会場には事前に申し込みがあった330人が入場した。
 まず第1部はタレントの高木美保さんの講演会「安全・安心・新鮮な地元の野菜を食べよう!」をテーマに、自身の農業体験をもとに、地場農産物の魅力を、時折ユーモアを交えて分かりやすく話していた。
 第2部では、「まちに農業が必要なわけ」をテーマにした、農業・農地の必要性についてのパネルディスカッションが行われた。パネリストには、越谷市出身の参議院議員で前農林水産大臣政務官の舟山康江さん、景観の観点から農業・農地についての専門家・日本大学専任講師の岡田智秀さん、FM世田谷「農といえるニッポン」という番組の企画・制作・出演をしているNPO法人農業情報総合研究所理事長の植村春香さん、越谷市農協代表理事組合長の島村博さんが招かれた。コーディネーターは東京農工大学客員教授の福井隆さんが務めた。
 パネルディスカッションでは、新鮮な農産物が食べられるだけでなく、農地による大気の浄化や生物を育む環境づくり、田んぼの遊水機能による防災への貢献、田園風景によりもたらされる憩いの効果など、生活に密着した農業や農地の役割について、熱い議論が交わされた。また、都心でも農業に関心が高まっていることや、大学生による農業体験など、様々な事例が発表された。この結果、いきいきとした生命を感じることができる農業や農地は、後世に残していくべき貴重な財産であることを確認した。
 また、中央市民会館前広場では、越谷産の農産物直売会も開催され、越谷特産のクワイ、ネギ、小松菜、ハクサイなどの採れたて新鮮野菜やチューリップなどの切り花が販売され、あっという間に売り切れるなど大盛況だった。

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