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「ふれあいサロン」100か所・住民主体運営の「居場所」

2018.1.8(越谷市)
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 お年寄りや子育て中の親子らの“居場所”となっている越谷市の「ふれあいサロン」が昨年11月、100か所に達した。県内では、さいたま市に次ぐ規模。サロンは、地域の自治会館など身近な場所で、同市社会福祉協議会の研修を修了した人が、同社協の委嘱を受け、助成金の交付を受けて開設している。地域住民が主体的に運営し、少子高齢化社会での新しい交流の場となっている、ふれあいサロンを紹介する。

「北越谷2丁目東ふれあいサロン」は、同市の第1号サロンとして1999年7月に開設された。母体は、阪神大震災を教訓に98年1月、高齢者の見守りと地域の絆を目的に防災訓練を開催した「北越谷2丁目東自治会・婦人会」。これがきっかけとなりこの年、3回、独自の「サロン」を開催。その後、正式な「ふれあいサロン」として発足した。

 サロンの開催日は毎月1回で会場は、同自治会館。ひなまつりやクリスマスなど季節にちなんだ小物作りや食事会をはじめ、歌、ハーモニカやハンドベルの演奏会などバラエティーに富む。同サロン代表の駒崎美佐子さん(76)は「地域にすっかり定着した。敬老の日やクリスマスなどは回覧板を回し、定期的に参加できない人にも参加を呼びかけている。コミュニケーションを図る大切な場」と話す。

 女性を中心に毎回12〜15人が集うが、最近は男性も参加するようになった。夏の「七夕まつり」には地域の子どもたちに呼びかけて、自治会男性陣によるカレーライス、流しそうめん、わたあめ、かき氷、ヨーヨーなどを楽しんでもらっている。

 参加者の高齢化が進み、平均年齢は75歳。このため、昨年10月から関連事業として、体操や健康づくりのアドバイスなど専門家を招いて実施している。

 来年20周年を迎えるが、駒崎さんは「今後は男性の参加を増やすことが課題。男性にも運営に参加してもらい、多くの方に知ってもらいたい」と呼びかけている。
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