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三郷/三郷IC全面開通へ

交通の流れ円滑化 来年3月末までに

 三郷市とNEXCO東日本関東支社(埼玉県さいたま市)は8月27日、同市小谷堀の常磐自動車道三郷料金所スマートインターチェンジ(IC)の東京方面の入り口と出口が、本年度内に開通する見通しだと発表した。現在の工事の進捗状況から、来年3月末までに開通の見通しが立ったとしている。

常磐自動車道三郷料金所IC(赤い矢印が今年度中に開通する入り口と出口)


 同ICは、すでに水戸方面からの「上り線出口」と、水戸方面への「下り線入口」は開通しており、今回開通予定の東京方面への「上り線入口」と東京方面からの「下り線出口」が加わることで、4方向全てのアクセスが可能になる。利用者の利便性が大幅に向上し、地域経済にも好影響を与えると期待されている。

 開通の見通しが立ったことについて、木津雅晟市長は「市内や周辺地域の交通の流れが円滑化することが期待され、地域の利便性が大きく向上する」と強調。さらに、三郷市早稲田地区から第三次救急医療施設である川口市立医療センターまでの移動時間が約8分短縮される見込みであることから、救命率の向上にも寄与するとし、「今後、これらを生かしたまちづくりを進めていきたい」と述べた。