八潮市は10月25日、宿泊施設「東横INN」を運営する東横イン(黒田麻衣子代表執行役社長、本社・東京都大田区)と「災害時応援協定」を締結した。
この協定により市は、大規模な地震・風水被害などの災害発生時に、避難者や災害時応援職員の宿泊場所の提供を同社に依頼することができ、自然災害の対応力強化を図る。
市役所で行われた締結式で、大山忍市長は「八潮駅前のホテルを災害時の避難者らへの宿泊場所として提供いただけることは市民の安心にもつながる。応急復旧に向けてとても重要な協定」と強調した。
一方、協定を締結した「東横INN八潮駅前」の山内礼子支配人は、「災害時に当ホテルをご利用いただく協定を締結したことで、少しでも地域に貢献できれば」と述べた。