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春日部/市の課題解決へ意識調査を公表


 春日部市はこのほど、市民の意識や行動から市の現状やまちづくりの課題を把握するために行った令和6年度市民意識調査の結果をまとめ、公表した。
 調査は昨年8月1日から約1か月間、無作為抽出した18歳以上の市内在住者3000人を対象に行い、約45%に当たる1361件の回答を得た。
 それによると、市に愛着や親しみを感じている人は72・5%、住み続けたいと思っている人は81・8%だった。市の印象は①日常の生活が便利なまち②閑静なまち③交通の便のよいまち―の順だった。
 子育て世代に選ばれるまちとして、もっと力を入れてほしいことは、①子育て家庭への経済的負担の軽減②子どもの遊べる施設の充実(公園・運動場・児童センターなど)③小児医療体制の充実。
 行政手続きのデジタル化・オンライン化で実施してほしい取り組みは、①住民票や証明書などを自宅から申し込みできる「行かない窓口」②書類に多くの情報を書かなくてもいい「書かない窓口」③自分に必要な手続きを市から案内してくれる「プッシュ型情報発信」だった。
 同市では調査結果を今後の市政運営に活用していくとしている。