ふるさと納税で募集
三郷市は、9月に東京・国立競技場で開催される「世界陸上」に向けてギリシャ陸上選手団の事前トレーニングキャンプや市民交流を行うためと、市内7か所の図書館・図書室の児童書を充実させるための費用を7月31日までクラウドファンディング型ふるさと納税で募集している。
「ギリシャ陸上選手団の事前キャンプを三郷市と応援しよう」の目標金額は500万円。選手のトレーニング機器の充実やサポート体制の強化、公開練習時の見学者への熱中症対策や子どもたちへの技術指導などに充てられる。また、東京五輪に続いて同市で事前トレーニングキャンプを行う予定のギリシャ選手団のサポートやコロナ禍で実現できなかった市民交流も視野に入れている。
一方、「日本一の読書のまち三郷」として、児童書充実を目指す「図書館のこどもの本を充実させたい❢」の目標金額は100万円。図書館3か所、図書室4か所の児童コーナーの本を計約600冊増やして充実させる。保育所・幼稚園や学校などに団体貸し出しするほか、本を届ける「ふれあいブックワゴン」で図書館以外の場所にも届け、心豊かに成長するまちを目指す。
募集しているサイトは「さとふるクラウドファンディング」。それぞれ市のホームページにある「ふるさと三郷応援クラウドファンディング」のページから進むことが出来る。
同市では、「かけがえのない経験や未来ある子どもたちのために、温かい支援と協力を」と話している。