鶴一町会で
八潮市鶴ケ曽根1丁目の「鶴一町会」 (大久保龍雄会長)がこのほど、町内9か所の掲示板下に消火器を設置した。

市の自主防災組織活動助成金約9万6000円を利用して設置したもので、災害時にすぐ使えるよう、取扱説明書も5月中旬頃から回覧板で各家庭に回している。
同町会では例年、市立八條小学校の体育館や駐車場などを使って防災訓練を行い、水消火器を使った訓練などをしている。だが、各家庭や町会内に消火器が1台もないことが判明。大久
保会長が役員会などで意見を求め、設置場所についても町会内全員が使いやすい所にと話し合いを重ねてきたという。
大久保会長は「消火器を入れる箱はビス止めしてはいるが、消火器はいつでも簡単に使えるようにしている」とし、「盗難などの心配はあるが、地域の目で監視していく」と話していた。