
園芸ファンに人気の「第27回吉川さつき展」が5月27 、28の両日、吉川市役所1階コミュニティルームで開かれた。吉川さつき会の主催。
毎年会場で販売された苗木を育て、出来栄えを競う「競技花」では、1年物と3年物に分かれて、花の数や木の勢い、形を競った。高さは20~30㌢くらいだが、大きく花を咲かせ、ワイヤーによって幹に変化を加えた見事な作品が数多く並び、市長賞などを受賞していた。
「1年間施肥や消毒をすれば、花付きは良くなるし、3年たてば幹も太くなる」と、同会の金子和夫副会長は花を眺めて話していた。
銘花の部では、30年以上かけて作り上げたサツキが存在感を示した。さらに、盆養、小品、銘木、中品、特小品の各部など、腕自慢が育てたサツキ約60鉢が所狭しと会場を埋め尽くし、来場者の目を楽しませていた