吉川市美南の児童館ワンダーランドで７月24日、国立研究開発法人宇宙航行研究開発機構(ＪＡＸＡ)宇宙探査イノベーションハブ主任の大川拓也さんによる講演会が開かれる。
同館は特徴的な設備を生かし、天体観望会やプラネタリウムの投影など、天文科学に関するさまざまな事業を展開している。２０１８年には同館開設30周年イベントで、宇宙に滞在している金井宜茂宇宙飛行士と子どもたちが交信する事業を行った。
大川さんは、22年11月に行われたオンライン講演会で｢月をさぐる｣、｢はやぶさ２とリュウグウのかけら｣をテーマに講演し、子どもたちの質問に丁寧に答えるなど多くの反響があった。
今回は夏休みが始まってすぐの講演会で、｢ちょっとだけくわしく聞いてみたい宇宙のギモン｣と題して、子どもたちからの質問を中心に行われる。大川さんは｢たくさん子どもたちから質問を受けたい｣と交流を楽しみにしていると言う。千葉館長も｢疑問があることを直接聞けるいい機会｣と話した。
対象は小学生～高校生。定員30人。申し込みは６月23日までに専用フォームから。参加者多数の場合は抽選となり、結果は25日以降にメールで知らせる。
＜問い合わせ＞
吉川市児童館ワンダーランド☎９８１･６８１１