越谷市

越谷/フォークダンスで健康に

シルバー人材の女性 越谷で奇数月に指導

楽しくフォークダンスを踊る参加者たち
楽しくフォークダンスを踊る参加者たち

 越谷市シルバー人材センターの女性会員らが昨年3月から「フォークダンスの集い」を行っている。6回目が5月21日に行われ、フォークダンス連盟会員で同センター会員でもある岡村雪枝さん(74)の指導で、69~80歳の女性14人が2時間半ほどダンスを楽しんだ。
 踊るからには気分を変えて、衣装に着替える。フワリとした真っ白なブラウスにレースのチョッキ、耳飾りを岡村さんが用意する。最初のメニューは、荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」のリズムに合わせたストレッチだ。手を上に上げたり足踏みしたり体を伸ばしたりして、アップテンポの曲に合わせていく。
 次はゆったりした「ビリーブ」に合わせたレクリエーションダンス。手をつないで回り、楽しそうに踊った。他には「きよしのズンドコ節」や「マツケンサンバ」など、オードソックスなフォークダンス以外にもさまざまなバージョンで楽しんでいる。
 きっかけは、同センターの内職グループ「スマイル」が仕事の合間にストレッチや脳トレをする中で、岡村さんがフォークダンスをしていると知ったこと。教えてくれることになり、内職リーダーの山﨑かえでさん(75)と2人が主軸となってダンスの集いが始まった。
 今回は、初めて打弦楽器ハンマーダルシマーの生演奏で踊った。北越谷で友人とこの楽器の練習をしている宮川一江さんが同センターの会報誌を見てコラボを提案した。「踊る人の後ろで演奏したかった」と話す。今後は他のメンバーや他の楽器も参加する予定だ。
 毎回参加している奥山さんと石井さんは、「ストレス発散、最高。『イエイ!』とか声を出したりするのも楽しい。ボケてる暇ない」と話した。曲が終わるごとに水分補給。お菓子タイムになると「動いても、食べちゃうから太る」と田村美佐子さん(80)は笑った。同ダンスは奇数月の第3水曜日に開催することが多い。7、8月は休み。次回は9月24日の予定だ。
<問い合わせ>
越谷市シルバー人材センター☎967・4311

白いブラウスに耳飾りをつけて踊る会員ら
白いブラウスに耳飾りをつけて踊る会員ら