八潮市

八潮/南川崎ゴールデンアロー 全勝でV3

八潮・少年野球

 八潮市内の少年野球チームによる「令和7年度夏季少年野球 (八潮地区読売センター旗争奪) 大会」のリーグ戦最終戦が8日、同市鶴ケ曽根の下河原運動広場で開かれ、「南川崎ゴールデンアロー」が「八潮ドリームス」を11-6で下し、リーグ戦全勝で3連覇を飾った。3位は「八潮レグルス」、敢闘賞には「八潮ツインズ」が入賞した。

優勝した「南川崎ゴールデ ンアロー」


 表彰式では八潮地区YC(読売センター)の黒木悟副店長から賞状やトロフィー、優勝旗などが手渡され、最優秀選手(MVP)や各チームの優秀選手も表彰された。また、上位3チームは選手全員にメダルも贈られた。

 南川崎ゴールデンアローの平賀芳樹監督(54)は「毎年子どもたちが入れ替わるので、一年一年が勝負。日頃の成果が発揮された試合だった」と振り返り、「卒団した子が親になり、さらにその子も入団してくれる。歴史や夢にかける子どもたちのつながりを感じる」と話していた。

 同主将でMVPを獲得した中村大志君(12) (大曽根小6年)は「春に行われた別の大会では優勝できなかったので雪辱を果たせた。守備を中心に打撃までしっかり練習したみんなの努力の結果。今後の大会も全力で頑張りたい」とし、「優勝やMVP獲得も監督や両親、仲間たちの支えがあってこそ」と喜んでいた。


 大会は八潮市スポーツ少年団野球部会が主催・主管、東武よみうり新聞社、八潮市、八潮市スポーツ少年団本部が後援、八潮地区YCが協賛し、4月に開幕。計6チームがリーグ戦で熱戦を繰り広げていた。

 個人の結果は次の通り(敬称略)。
 ▽最優秀選手賞=中村大志
 ▽優秀選手賞=関根楓真(以上、南川崎ゴールデンアロー)、關谷惺絆(八潮ツインズ)、細川櫂(八潮レグルス)、淺田琉太(八潮ドリームス)、二瓶泰地(八潮スターズ)、鈴木小夏(八潮小作田べスターズ)