「メイドラゴン」27日、全国公開
越谷市は地域の魅力を発信するため、同市の街並みをモデルにした京都アニメーションのアニメ映画「小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜」が27日から全国公開されるのに合わせ、同作品とのコラボ企画を実施する。
「小林さんちの…」はクール教信者さんの連載漫画。会社員の小林さんはとあるきっかけで異世界のドラゴン、トールを助ける。トールが人間のメイドに姿を変え、小林さんの家に住み込んで生活を始めると、他のドラゴンも集まってくる―というストーリー。最新作映画では、幼いドラゴンのカンナのところに本当の父親が現れるところから物語が展開する。
アニメでは越谷の景観が使われており、越谷駅や市役所周辺などが登場する。ファンの往来も盛んだ。
コラボ企画の多くは7月31日まで。エンディング主題歌と声優を担当した小林幸子さんによるコメント、作品紹介、モデルとなった景観紹介などのプロモーション映像を同駅東口駅前ビジョンなどで放映するほか、トールによる子どもたちの安全と地域での見守り支援の呼びかけを防災行政無線で行い、作品のモデル地越谷をPRする横断幕を市役所本庁舎に掲げる。
また、23日~8月19日に本庁舎8階展望ラウンジに記念撮影パネルや景観紹介などの展示ブースを設置する。7月13日にはイオンレイクタウンのイオンシネマで越谷特別市民の「ガーヤちゃん」と作品キャラクターのコラボイベントを開く予定だ。
人気アニメの最新作映画だけに、市内外の人に多くの関心をもってもらえるものと同市では期待している。