松伏の誇り 町長賛辞

松伏町出身のプロサッカー選手、浅野崇斗(しゅうと)選手(24)が所属チームのあるカンボジアから一時帰国し、6月25日、町役場に高野祐大町長を表敬訪問した。
「サッカーが好きだから」と、高校卒業後にドイツのFCメンヒェングラートバッハのトライアルに参加し入団。翌2021年にリトアニアに移り、プロキャリアをスタートさせた。3年半プレーし、昨年、カンボジアに移籍した。ポジションはディフェンダー。
小学生時代は「松伏スプロウトSC」「松伏FC」に所属。松伏中学校では部活に所属せず、「ジュニア・ユース柏レイソルAA野田」で技術を磨いた。高校時代に利き足の右足首を骨折して8か月サッカーから離れたものの、全国高校サッカー選手権千葉大会の優秀選手30に選ばれた。松伏スプロウトで指導した大川昌一さん(53)は「けがの治療後、リハビリを含め復帰に向けた頑張りが実ったと思う」と目を細めた。
浅野選手は「東南アジアのサッカーが肌に合う。アジアのクラブで優勝し、国際大会で活躍できるようになりたい」と夢を語った。
高野町長は「世界で活躍する姿は子どもたちの大きな目標。地域にとっても誇らしい」とエールを送った。