三郷市

おにぎりの“無人販売”

 三郷市鷹野3丁目の「三郷たかの食堂」( 茂澤祐一店長)の駐車場の一角に、このほど、「無人おにぎり販売所」が登場し、その珍しさや手軽さから評判となっている。

 おにぎり販売所は、精米所を改修したもの。精米所は元々、同食堂が自店用と一般利用を兼ねて、駐車場内に2か所に設置していた。しかし、そのうち1か所が老朽化で故障したため、「精米したてのおいしいお米をおにぎりにして食べてもらおう」と、故障した精米所を無人のおにぎり販売所へ改修したという。

 精米機を撤去した後にワインセラー(容量298㍑)を設置。また、無人販売所の音声案内は、スタッフの声を録音して流している。おにぎりの販売は午前9時30分から午後8時まで。全て個別包装で具は「梅」「明太子」「ツナマヨ」「鮭」「復活ひじき」の5種類(1個100円)。設置されている金属製のポストに100円を入れ、自分でおにぎりを取り出す。おにぎりは随時補充するが、食堂閉店後は売り切れ次第、終了となる。平日は1日約100個、土・日曜、祝日は1日約150個売れるという。中でも、炭火焼きの鮭と、特製タレご飯をあえた「復活ひじき」が人気とか。

 夏の猛暑でもワインセラーは5度前後を維持しており、品質も安定。今後は卵焼きなどのおかずも販売したいという。茂澤店長は「店内の釜で炊いご飯でスタッフが丁寧に作り、気軽に買えるような値段に設定した」とし、「コロナ禍だからこそ、おいしいものを食べて幸せを感じてほしい」と話している。販売所の休日は年始の3日間の予定。
 <問い合わせ>三郷たかの食堂☎955・1118。