
松伏町の県営まつぶし緑の丘公園では初夏を彩るポピーが見頃を終え、「春の花まつり」が開かれた11 日から摘み取りが解禁された。
ポピーは、ケシ科ケシ属の1年草・多年草で、世界で150 種類ほどが確認されている。アヘンが採取されるため、栽培が禁止されている種類もある。日本で主に栽培されているのは、シャレーポピー、アイスランドポピー、オリエンタルポピーで、花の色がカラフルで、サイズが大きいのが特徴だ。
同公園では、1000平方㍍の敷地にシャレーポピーのミックスが咲き、来場者の目を楽しませていた。
毎日のように来園して四季を楽しんでいるという坊野昇さん(83)と幸子さん(82)夫妻は「ポピーは色がきれいで最高。ネモフィラも咲いている」とうれしそうに話した。この日も園内の池をぐるりと回り、花を見ながら展望台に行き散歩を楽しんでいた。