
3月29日にスイスのサンモリッツで開かれたスノーボードの世界選手権女子ハーフパイプで銅メダルを獲得した吉川市在住の小野光希選手(21)が今月9日、同市の中原恵人市長を表敬訪問した。
小野選手は5歳からスノーボードを始め、小学生になってハーフパイプに取り組んだ。2018年、19年の世界ジュニア選手権で優勝し、早くから頭角を現した。20年にはユース五輪に出場し、金メダルを獲得。22年北京冬季五輪には日本代表として出場し、9位に終わった。
その後、ワールドカップで2シーズン連続の種目別優勝を果たした。今シーズンは4試合に出場して最高順位は3位だった。持ち味の高いエアと完成度の高い滑りで、目指すのは、来年のミラノ・コルティナダンペッツオ五輪だ。
小野選手は「金メダルに届くようしっかり準備して、来年のオリンピックにつなげられるよう努力していきたい。吉川市の皆さんに明るいニュースを届けられるよう頑張ります」と意気込みを語った。中原市長は「小野選手の活躍は市長として大変うれしく誇らしい。ミラノ五輪に向け市としても全力で応援する」と話していた。