八潮市

八潮市/八潮明社が助成金

小中校長会などに

 「八潮明るい社会づくり運動協議会」(大久保龍雄会長)は5月25日、八潮商工会館八潮で31回目の総会を開き、その中で、市内で活動する市民団体などに助成金を贈った。

大久保会長 (中央) から助成金を贈られた団体メンバーら


 助成金が贈られたのは、市内の五つの中学校で「いのちの授業」を実施する「小中学校校長会」のほか、青少年の育成、障害者との交流や介護が必要な人を応援する団体や環境問題に取り組む団体、異文化交流を通して共生を図る団体など計15団体。昨年まで助成していた団体が一つ減り、新たに4団体が加わった。

 大久保会長は総会開会前のあいさつで「助成を行う団体は毎年精査し、決定させていただいている」と指摘。昨年の創立30周年記念式典でも言及したマザー・テレサの言葉を引用し、「愛の反対は憎しみではなく無関心」と述べた。さらに「毎年、善意の寄付に感謝しかない。市内で精力的に活動する団体に助成金を渡せるのは喜ばしい」と述べた。

 同協議会は1994年に設立され、毎年、市内で奉仕活動や社会活動などに助成金を交付し、活動を助成している。これとは別に、同市社会福祉協議会にこれまで700万円を寄付している。