「ふれあいの日」事業で

障害者の日記念事業「第45回ふれあいの日」が11日まで、越谷市役所エントランス棟で開催された。
心豊かな福祉のまちづくりと「誰にでも できることある やさしさのかけら」をテーマに、ふれあいの日ポスター応募作品の展示や市内事業所、福祉団体、協力団体の活動紹介が行われた。28日には、同市レイクタウンのイオンレイクタウンmori木の広場、水の広場の2か所で、福祉団体の発表や盲導犬講座、市内事業所で生産している授産品の販売などが行われる。
同市や同市社会福祉協議会では、1981年の国際障害者年を機に、障害者の社会参加と自立した生活のための条件整備を進めている。その中で、障害者への理解を深め、誰もが安心して自分らしく暮らせるように開催している。
今回は新たな試みとして、展示部門を同市役所で、団体発表、販売、体験部門をイオンレイクタウンで、別日程で開催した。ポスターでは瀬田拓也さん(31)の作品が最優秀賞を受賞。遊び心を持った見事な色彩で来場者の目を引いた。28歳の息子の入賞作品を見に来た女性は「毎年楽しみにしている」とうれしそうに鑑賞していた。
同市ボランティア連絡会は高齢者施設や子どもたちに朗読を行っており、同会の城戸美代子さん(67)は「高齢者への会食サービスなどもあるので活動の展示を見てほしい」と話した。