三郷市

三郷/水道週間に蛇口点検 公園やトイレ80か所

 三郷市は6日、水道週間(1~7日)に合わせて「第14回公園のじゃぐち点検プロジェクト」を実施し、市内の公園などにある80か所の蛇口やトイレなどを点検した。

水飲み場の蛇口を点検する濱島理事長 (右奥) ら


 同市中央の中央一丁目公園の蛇口を点検した市指定管工事業協同組合の濱島義彦理事長(64)は、「小さな子どもも利用する公共の蛇口を大切に扱っていただきたい」と強調。「市民の皆さまに安心で安全な水を届けられるよう、今後もプロジェクトを続けていく」と話していた。

 点検は例年通り、水飲み場だけでなく、トイレや排水溝に至るまでの水回りを点検。破損箇所などがあれば市に報告するという。点検時に偶然、公園を訪れた母親の奥野美沙さんと和花ちゃんは、夏日の暑さを忘れるように水に触れ、「冷たくて気持ちいいね」などと話していた。


 点検作業開始に先立ち、同市茂田井の同市北部浄水場で出陣式が行われ、市職員や同組合のメンバーら約80人が参加した。木津雅晟市長は今年のスローガン「透き通る 誇れる水に 感謝する」を改めて伝えた。

 さらに、先月22日、加須市で小中学校のプール施設でシャワーヘッドや目洗い用の蛇口などが多量に盗まれた事件に触れ、点検の際、盗まれた部品がないかどうかにも注意するよう呼びかけた。
 その後、組合員らはそれぞれの持ち場に出発した。