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「ご当地迷路カード」考案・吉川の迷路作者が地形を図案化

 迷路で地域活性化をー。吉川市在住の迷路クリエイター(迷路作者)・吉川めいろさん(46)がこのほど、全国の市区町村の地形を迷路にしたコレクションカード「MEICA(めいか)ご当地迷路カード」(商標登録申請中)を考案した。第1号は地元の吉川市。カードは横約6㌢、縦約9㌢の大きさ。カード中央に吉川市の地形をかたどった迷路が描かれていて「スタート」と「ゴール」が示されたユニークなもの。迷路で遊びながら全国の地名や地形が覚えられる。吉川を皮切りに北海道から沖縄まで全国の1718市区町村をカードにする計画だ。制作したカードは各市区町村の店やイベント会場などで無料配布する。第1号の吉川市のカードは6月3日から市内の商業施設で配布する。

 吉川さんは会社員の傍ら、迷路作者として大手企業とコラボして迷路を作るなど多忙な日々を過ごすが、コロナ禍で遠方への旅行を控えるなどで、地方は観光客が減るなど元気がない。そこで、その土地に行かないともらえないコレクションカードを配布して「迷路で遊んでもらおう」と独自のアイデアで「MEICA」を考えた。
 昨年から、北海道北部のオホーツク海沿いの町、浜頓別町から依頼を受け、毎月発行の「広報はまとんべつ」に吉川さんの迷路を掲載。全国でも例にないことだったが、好評で、今年度も掲載することになり、「迷路は地方問わず、楽しめるのでは」(吉川さん)と自信をつけたのもきっかけになった。最初に「吉川市」を制作後、2番目がこの「浜頓別町」を発行した。
 ただ、「MEICA」制作には印刷費や送料などの経費がかかる。そこで経費を稼ぐため、今回初挑戦したのが、インターネットに「NFT(Non-Fungible Toke)n=ノン-ファンジャブル トークン=」(日本語で「非代替性トークン」という意味)。絵画などのアートを著作権者を明記して絵画などの「作品」をデジタルデータで販売する仕組み。
 これまでネット上の画像はコピーされてしまうと、元の画像はどれか、制作者は誰か、所有者はだれかが分からなかったが、この「NFT」は本物はどれか、制作者、所有者はだれかが明確になり、安心して取引できる。
 「MEICA」はNFTサイトのひとつ「NFTマーケットプレイス「Adam byGMO」で1枚(1地区)2000円から30000円で販売している。各地区とも100枚限定。吉川さんはこの売り上げの収益を利用して、「MEICA」を作り、各市区町村で無料配布する。
 「MEICA」制作は始まったばかり。吉川さんは「日本全国の市区町村のカードを作るのに何年かかるか分かりませんが、ライフワークとして取り組み、迷路で日本中を元気にしたい」と話している。
 なお、吉川市の「MEICA」は「イオンタウン吉川美南」(同市美南)で6月3日から12日まで配布する。配布条件は同店内の専門店で、レシート(合算可)1000円以上(税込み)の提示が必要。配布場所は同店東街区2階インフォメーション。配布枚数は300枚。なくなり次第終了する。
 <問い合わせ>MEICAプロジェクト事務局https://meica.me