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「金のポスト」がお目見え・吉川「なまずの日」イベント

 吉川市は、7月2日を「なまずの日」と定めて5周年を迎えるのを記念して、「ナマズをモチーフにした”なまずポスト”」の設置をはじめ、「1日なまりん郵便局長」撮影会や「ものづくり体験」など、「なまずの日記念イベント」を同市美南のJR武蔵野線「吉川美南」駅西口前と隣接する商業施設「イオンタウン吉川美南」で開催した。
 まず、同駅西口にある既存の郵便ポストを、ナマズをモチーフにした「オリジナル郵便ポスト」に変更。同ポスト前で中原恵人市長と郵便局関係者が出席して除幕式が行われた。ポストの上部(屋根の部分)に金色の親子のなまずの“模型”を設置し、ポストの側面を金色に塗装したもの。親子なまずの尾がハート型に見えるのが特徴。
 吉川駅前郵便局の蔦原正幸局長(47)は「新しい吉川市の名物に、そして吉川のパワースポットとして地元の名所になってほしい」と笑顔で話した。
 イオンタウン店内では、1日郵便局長の同市のキャラクター「なまりん」と、お祝いに駆け付けた日本郵便のキャラクター「ぽすくま」が登場し、記念撮影会が開催された。かわいいキャラクターと一緒に撮影しようと親子連れらが行列を作っていた。
 「ものづくり体験コーナー」では、「なまりんうちわ」の作成と「ミニなまずのぼり」作成が行われた。「うちわ」はあらかじめ、なまりんが印刷された用紙に、大根やニンジンなどの料理で使わなかった「端っこ」を使ったスタンプで模様をつけて“世界でひとつだけの”うちわを作った。
 講師はナチュラルフラワースタイリストの柿沼幸子さん(48)と「おうち食育協会」代表の阿部あきなさん(32)。2人は参加した親子らにスタンプの押し方などをアドバイスしてユニークなうちわを完成させていた。
 うちわ作りに参加した青山美央さんさん(37)は「6歳と3歳の息子と一緒に参加しました。なまりんのデザインがかわいく、うちわなら家でも使えるので参加しました。3歳の子でも簡単にできたので良かった」と話していた。