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草加市/彩南少年野球 間久里〝初出場で初優勝〟

 「第9回読売杯彩南東部少年野球大会」の決勝戦が8月27日、草加市のそうか公園多目的運動広場で行われ、「間久里スネークス」(越谷市)が「新栄ジャガーズ」(草加市)を13-0で下し、初出場で初優勝を飾った。
 「間久里スネークス」は、11月18、19日にさいたま市の県営大宮公園野球場で開かれる「ウィナーズカップ」に出場する。
 3位は「瓦曽根ジャガーズ」と「千間台FBクラブ」だった。

優勝した「間久里スネークス」
準優勝の「新栄ジャガーズ」

 決勝戦は2回まで両チーム無得点だったが、間久里が三回裏、均衡を破った。先頭打者が死球で出塁すると、適時打とけん制ミスなどで一気に4点を奪った。四回裏には控え選手も次々に打席に立ち、飯田がソロ本塁打を放つなど打撃力を発揮。この回9点を追加する猛攻で新栄を突き放し、初優勝を飾った。

 「間久里スネークス」の弓削靖監督(54)は「決勝戦では死球が起点となった。スタメンで出ていない子も気持ちで腐るのではなく、前向きにプレーしていたことが非常に大きい。ウィナーズカップは今年度最後の戦いなので、優勝して幕を下ろしたい」と話した。主将の髙久幸宗選手(12)(越谷市立桜井小6年)は、「この大会で優勝したことで、来年は優勝枠として参加が確約される。これまでの試合で支えてくれた今の5年生たちに大きな恩返しができた」と喜び、「県大会では一試合一試合を大切にし、優勝目指して頑張りたい」と意欲を見せた。

MVPに飯田選手

MVPに飯田選手

 最優秀選手賞を獲得したのは、四回裏にソロ本塁打を放った飯田大芽選手(11)(越谷市立桜井小6年)。飯田選手は「ウィナーズカップでも活躍して、チームの勝利に貢献したい。久々の本塁打で、チームのみんなも喜んでくれてうれしかった」と喜んでいた。