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草加市/「思いきり体動かして」

子どもたちに遊び場を開放 来年1月4日から

 草加市は来年1月4日から、小中学生にサッカーや野球、ドッジボールなどボールで遊べる場所を提供する「こども遊び場開放事業」を実施する。12月11日に発表した。

 通常、軟式野球やソフトボール、グラウンド・ゴルフ場として予約制・有料で貸し出している「市営総合運動場」(青柳7の70の10)を予約不要・無料で開放する。午後3時から、子どもたちに帰宅を促す「夕焼けチャイム」(時期によって鳴る時間が異なる)が鳴るまでの間、利用することができる。対象年齢は中学生以下で、親子での利用も可能。ただし、占有や水分補給以外の飲食、火気、ペット同伴、ラジコンやドローンの使用は認められていない。

 同市スポーツ振興課では「体を動かして遊び、スポーツ振興や子どもたちの体力作りにつなげたい」と話している。

 1日現在、同市内63か所の公園のうち、ボール遊びができるのは「長栄中央公園」「清門中央公園」「八幡中公園」「瀬崎蒲原公園」の4か所のみ。「放課後、自由に集まり、自由に球技を楽しめる場所がほしい」という声が子どもたちから月に4、5件、寄せられていたことや、8月に「こどもまんなか応援サポーター」に就任したのを機に、同市では「子どもにとってかけがえのない時間。仲間たちと思いきり体と心を解放する時間を楽しんでほしい」と実施に踏み切った。

 今後、こうした場所をさらに確保できるよう、検討していくと話している。