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飲食店のHP無料で作ります・越谷の田中さん

 コロナ禍で疲弊する越谷市内の飲食店を元気づけようと、同市蒲生東町のコンサルタント会社「ビジョンワーク」社長の田中亮一郎さん(48)は、各店のホームページを無料で制作している。苦境の中、店のPRの余裕のない各店の店主らは、「暗闇に光をもらった」と喜んでいる。
 なじみの店の店主らが、売り上げダウンに苦しむ姿を見てきた田中さんは、「元気づける方法はないか」と考え、業務としているホームページの無料制作を思いついた。
 制作しているのは、グルメサイト「越谷meet/eat」(こしがやミートイート)。このサイトに希望店に参加してもらい、それぞれのホームページにアクセスできるもの。
 他のグルメサイトと差別化するため、テーマは「人と人が出会える場所」とした。
そこには、「料理だけでなく、人で選ばれるグルメサイトにしたい」との田中さんの思いが込められている。
 このため、「店主の顔写真の掲載」を必須とし、「越谷市内の飲食店」であれば参加できる。登録、利用料などすべて無料だ。
 特に、スマートフォンで店主が簡単に作れるシステム(フォーマット)を独自に開発し、店側が撮影した写真や宣伝文を自由に掲載できる。所用時間は約10分という。
 店主の笑顔が迎えるホームページでは、メニュー紹介はじめ営業時間、地図、店主のコメント――などがあり、シンプルで身やすい。
 スタートした昨年9月以来、カフェやラーメン店、すし店など現在16店舗が参加。「300店舗が目標」と田中さん。独自のクーポンもあり、輪は広がりつつある。
 掲載店の一つ、同市南越谷の「多国籍DINING Pangaea パンゲア」の店主・早坂泰彦さん(49)は「飲食店同士の繋がりや交流にも発展している」と喜ぶ。
 ホームページ制作には、田中さんの知人のデザイナー、コピーライター、カメラマン、飲食店アドバイザーなどがボランティアで参加している。田中さんは「私の願いは、飲食店もお客さんも元気になり、越谷中が元気になること。さらに共感者を増やしていきたい」と意欲満々だ。
 <問い合わせ>こしがやミートイートの田中さん☎090・2464・5892。