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子どもの職業体験会盛況 越谷

野菜販売の職業体験をする子ども
野菜販売の職業体験をする子ども

創業ママ4人が企画 夢を描くお手伝い


 越谷市の子育て中の女性創業者で作る市民グループ「ゆめずかんIchiba」(庭山友香代表)が15日、子どもの職業体験型イベント「koshigayaゆめパークマルシェ」を、同市内で初めて開いた。親子連れなど約700人が来場し、子どもたちはアクセサリー店や菓子店などのブースで販売などを体験した。「子どもに将来の夢を描くきっかけを作り、家族で笑顔になってもらう」のが目的で、子育て中の市民が子育て中の親子を応援する新しいスタイルのイベント。主催者は「市民発のイベントとして定着させたい」と期待している。

ゆめずかんIchiba」の吉乃さん、庭山さん、黒川さん、河野さん(下、左から)
「ゆめずかんIchiba」の吉乃さん、庭山さん、黒川さん、河野さん(左から)


 「ゆめずかんIchiba」は、2021年秋に同市男女共同参画支援センター「ほっと越谷」で開催された「女性創業セミナー」に参加したメンバー4人が、「夢に向かって走り出した私たちができることをしたい」と、同年11月に発足させた。
 メンバーは庭山さん(34)のほか、河野彩美さん(38)、黒川貴子さん(40)、吉乃さん(37)の4人で、全員子育て中のママ。それぞれソーイング教室やアロマショップなどを創業している。

野菜・アクセ販売、試食の配布など


 イベントは同市大竹の屋内野球場「M2 SPORTS FIELD」で開かれ、子どもに職業体験をしてもらう「子ども店長」に20ブースが出店。飲食、企業ブースを含め計30ブースが並んだ。
 無農薬野菜を販売する「八百屋げんき」では、ほうれん草やカブなどの販売に挑戦。電卓でお金の計算をして丁寧に接客していた。人見太将店長(27)は「最初は人見知りで声の出なかった子も、時間がたつと慣れてきて、元気に声を出していた」と話した。
 キャンディー店「Mr. CANDY」では、キャンディーの試食を配った。服部柚香さん(10)(小学4年生)は「将来、カフェで働きたいので、店長に挑戦した。人との接し方の勉強にもなるし、とても楽しかった」と笑顔だった。
 一方、来場したお母さんたちの興味を引いたのが、レジンアクセサリー販売とワークショップの「STRONG MOMMY」。同社はピアニストで2児の母親でもある森迫めぐみさん(34)が昨年7月、ママが子どもと一緒に働ける会社を作ろうと起業した。アクセサリーを作ったら、その場で現金で買い取るというユニークな仕組みで働く人を増やしている。
 同ブースでは、本物のドライフラワーをレジンアクセサリーのヘアゴムやピアスにして販売。森迫さんは「子どもを連れて育児と仕事の両立がかなう、ママのためのハンドメイド会社。全国展開を目指したい」と話した。
 中学1年の有木愛加さん(13)による「アルコールインクアート」や、工作、寄せ植えなどのワークショップも好評だった。
 会場を訪れた自営業、屋良真弓さん(43)は「子どもが職業体験したいと来場しました。たくさんのブースがあるので、いろいろ楽しめました。定期的に開催してほしい」と話した。
 庭山さんは「子どもたちが職業体験できるマルシェとして定着させたい。今後は稼いだお金の使い道を勉強できる仕組みも作りたい」と話す。将来は子どもが外遊びできる「子ども主役のキャンプ場」を作るのが夢という。