越谷市

越谷/「児童虐待」真正面から挑む 来月、上映会

子ども食堂や被災地の支援へ賛助会員募る

児童虐待を真正面から取り上げた映画「189」のチラシ
児童虐待を真正面から取り上げた映画「189」のチラシ


 児童虐待を真正面から取り上げた映画「189」の上映会&トークショーが6月9日午後1時から、越谷市中央市民会館・劇場で開かれる。開場は午後0時30分。「愛と夢のメッセージ」主催、エフエムこしがや共催、東武よみうり新聞社など後援。上映会の実行委員会では、子ども食堂や能登半島地震被災地への支援のため、企業や一般を対象に上映会の賛助会員を募集している。
 「189」とは、児童虐待から”いちはやく”子どもを助けるための児童相談所虐待対応ダイヤル。この映画は実際の事件から着想を得て、「児童虐待という社会問題に少しでも関心を持ってほしい」という思いから制作された。
 主演は俳優・歌手として活躍中の中山優馬。児童福祉の現場に戸惑いながらも、苦悩や葛藤を経て成長していく新人児童福祉司を演じている。共演は夏菜、吉沢悠、前川泰之、平泉成、滝川広志(コロッケ)ら。監督は映画「eiko」、「ゆずりは」の加門幾生。
 上映は午後1時~2時50分、加門監督とエグゼクティブプロデューサーの吉野浩さんによるトークショーは午後3~4時。チケットは1500円。井上漢方堂(東越谷)、こしがやエフエム(南越谷)、和幸(弥生町)、プライムホーム(せんげん台)などで取り扱っている。
 一方、賛助会員は企業3万円、一般1万円。賛助会員になると上映イベントに招待し、イベントプログラムに名前を掲載する。賛助金や上映会の収益金は越谷市内の子ども食堂への資金援助と能登半島地震の救援金として寄付する。
 賛助会員の申し込みは実行委員会の井上加代子さん(井上漢方堂)☎︎964・8755、越野操さん(エフエムこしがや)☎︎090・5408・6024。