三郷市

三郷市、ギリシャ選手と交流

ギリシャの選手らと交流する木津市長(右)と近藤いおんさん(左)

 三郷市役所でこのほど、東京2020オリンピック・男子走り幅跳びで金メダルを獲得したギリシャ選手団のミルトス・テントグル選手(23)らと、木津雅晟市長や陸上競技に取り組む女子中学生とのテレビ会議形式での交流会が行われた。


 テントグル選手は、五輪直前の7月から、同市の「セナリオハウスフィールド三郷」(三郷市陸上競技場)で練習を重ねてきた。三郷市側で交流会に参加したのは木津市長のほか、同市立彦成中学校3年の近藤いおんさん(15)。近藤さんは8月、茨城県ひたちなか市で開かれた「第48回全日本中学校陸上競技選手権大会」の女子走り幅跳びで2位に輝いた。今月22日から愛媛松山市で開かれる「JOCジュニアオリンピックカップ 第15回U18/第52回U16陸上競技会」に同種目で出場する。


 交流会では木津市長が金メダル獲得の祝辞を述べ、近藤さんは練習動画をテントグル選手に見てもらった。テントグル選手に「世界の大会で会えることを楽しみにしている」と声をかけられた近藤さんは「ヨルゴス・ポマスキコーチからも取り組んでいることを大切にし、支えてくれる人との出会いを大切にと言われた。その言葉を胸に頑張っていきたい」と決意を新たにしていた。
 木津市長は「今後もギリシャとの交流を深め、子どもたちの未来を照らす交流を続けたい」と話していた