グルメ 草加市

豊田屋が草加せんべいジェラート開発

草加市中央の煎餅店の老舗「豊田屋」(豊田重治社長)がこのほど、人気ジェラート店と提携して、テイクアウト用のスイーツ「草加せんべいジェラート」を開発、販売し、SNSでも反響を呼んでいる。

1932年(昭和7年)創業の同社の専務の浩史さん(48)が、鴻巣市の知人が経営するジェラート工房「バンボラ」を訪れた時、2月の寒い時期でも、冷たいジェラートが売れているのに驚いた。「草加せんべいのイメージを壊さずに、通年で売れる新商品をジェラートで作ってみたいと思った」のが、きっかけという。

「草加せんべいジェラート」は「バンボラ」商品の「ミルク味」に、豊田屋が代々受け継いできた煎餅用の「秘伝のしょうゆ」を掛け合わせたもの。

しょうゆとミルクのそれぞれの良さを引き出すため、試行錯誤し、絶妙な味のバランスの配合にたどりついた。凍ったジェラートを5~10分置いて柔らかくなったところに、国産ブランド米100%の白焼きと、しょう油味せんべいを砕いてブレンドした「かけせん」をふりかけて混ぜ合わせて食べると、新食感のスイーツになる。

「甘さとしょっぱい味のバランスで、キャラメルのような味わい。サクサク感も味わえます」と浩史さん。

豊田屋では、カップ入り145㌘、かけせん10グラム付きで1個500円。今月5日から、草加市文化会館内の伝統産業展示室「ぱりっせ」でも販売しているが、こちらは1個600円。新スイーツを3月から販売したところ、SNSでも拡散し、1週間で用意した100個が完売した。

同市内の埼玉屋旅館のテイクアウト用冷凍鍋「七福そうか鍋」のセット品にも使われている。冷凍便による地方発送は6個から受け付けている。

<問い合わせ>豊田屋048・922・2611。FAX048・922・2627。