草加市

災害情報の広報協定

 草加市は3日、「エフエムこしがや」(越野操社長)と「災害情報等の広報に関する協定」を締結した。

 この協定により、市は災害発生時に、メールやSNS、防災行政無線に加え、ラジオを情報発信媒体として活用することができる。ライフラインが停止した場合や防災行政無線が届きにくい地域にも、コミュニティFM放送「こしがやエフエム」で災害情報を発信し、災害の復旧・復興までのコミュティの要とることが期待されている。

 同市役所での締結式に出席した越野社長(71)は、「FMコミュニティ放送の役割を改めて痛感した。これまでの5年間の経験と共に、設備等を最大限に生かして放送を続けていく」と話した。

 また、浅井昌志市長は「当然の災害時などに、市民の知りたい情報を正しく届けるのは行政側にとっても必要なこと。今後も更に積極的な連携を続けていきたい」と述べた。

 コミュニティFM放送「こしがやエフエム」は、周波数86・8メガヘルツ(ハローハッピー)で、ラジオやスマートフォンで聞くことができる。