草加市

草加/絵本など読み聞かせ 出向支援で子ども学習

 草加市立新里文化センターで3月21日、草加市立中央図書館(鈴木智美館長)が実施する今年度最後のアウトリーチサービス「こんにちは❢ 中央図書館です❢」が実施された。

紙芝居を読み聞かせる「図書館ボランティア草加」のメンバー

 乳幼児とその家族を対象に実施し、市職員で図書館司書の北川真衣さんや図書館の活動を支援している「図書館ボランティア草加」(野田圭介代表)のメンバー3人が絵本などの読み聞かせを行った。

 この日は風が強く、朝には地震も起きたためか、来場者は同市花栗の親子2人のみ。それでも司書やボランティアのメンバーらは丁寧に絵本を5冊、紙芝居を3本、読み聞かせしたほか、手遊びなども行った。

 2歳の娘と来場した井上亜美さんは「これまでも図書館の読み聞かせに参加してきたが、そのたびに娘がいろいろなものに興味を持ち、言葉も覚えるようになった」と話し、「私もコミュニケーションの方法や読み聞かせの仕方を勉強させてもらっている」と喜んでいた。
 司書の北川さんは「来年度は中央図書館100周年なので、子ども学習を推進していく」と話していた。