宮城で全国大会 29日に初戦
｢NPO法人リトルリーグ北関東連盟大会｣がこのほど越谷市内などで開かれ、｢越谷リトルリーグ｣(中野宣昌監督)が見事優勝した。｢越谷｣は今月28～30日に宮城県石巻市の｢セイホクパーク石巻｣(石巻市総合運動公園)で開かれる全国大会｢MLBカップ2023｣に北関東第一代表として出場する。
リトルリーグは世界80か国以上で行われている硬式野球リーグ。日本では4～12歳の少年少女が対象で、マイナーリーグは7～11歳が入団できる。全国に12の連盟があり、北関東連盟傘下に14リーグ、56チームがある。
試合は引き分けなしのリーグ戦方式で実施。｢越谷｣は｢朝霞･志木連合｣に7ー0、｢浦和｣に7ー5で勝利し、決勝リーグに進出した。
決勝リーグで｢越谷｣は、｢ノースエリア連合｣に7ー1、強豪の｢川口｣には足をからめた攻撃で得た2点を守り切り、2ー0で勝利。2戦全勝で優勝した。
中野監督によると、春の大会で川口に大敗を喫して以来、投手力を強化。その結果、先発の2枚看板を軸に、バッテリー、内野、外野ともよく守り、守備からリズムを作って攻撃につなげられたという。
中野監督は｢選手たちは2年間このために頑張ってきた切符を手にすることができた。三位一体の野球で頂点を目指す｣と話す。また、下平丞汰主将は｢仲間、指導者、保護者への感謝を胸に、守り勝つ野球で全国制覇を目指す｣と力強く述べた。
｢越谷｣は29日、関西連盟代表の｢兵庫宝塚リトルリーグ｣と対戦する。
｢越谷リトルリーグ｣では一緒に白球を追いかける仲間を募集している。
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