東武よみうり賞に工芸の藤倉さん
草加市内を中心とした芸術家の作品が一堂に介する｢第41回草加市美術展｣(草加市美術協会、草加市主催、草加市教育委員会後援、東武よみうり新聞社など協賛)が10月20日から28日まで、東武スカイツリーライン草加駅東口の｢アコスホール｣で行われた。
日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の6部門に計約215点の応募があり、審査の結果、26人が表彰された。
最優秀賞の｢草加市美術協会賞｣には、古屋正成さん(草加市吉町)の洋画｢至福の一杯｣が選ばれた。また、｢東武よみうり新聞社賞｣は藤倉吉信さん(蓮田市駒崎)の工芸｢急須セット｣に決まった。藤倉さんは｢制作を始めて5年目だが、受賞出来てうれしい。今後も教室の先生の指導を受けながら、試行錯誤を続けて作品を作り上げていきたい｣と喜んでいた。
同展の入賞者は次の通り(敬称略)。
▽草加市美術協会賞＝洋画｢至福の一杯｣古屋正成(草加市吉町)
▽草加市長賞＝洋画｢暑かった夏｣三田昌代(草加市花栗)、写真｢実り｣山本修一(東京都葛飾区東立石)
▽草加市議会議長賞＝工芸｢線象嵌･唐草小箱｣古田晴也(草加市氷川町)、書｢渡荊門送別｣関口陽石(東京都足立区千住寿町)
▽草加市教育委員会教育長賞＝洋画｢輝きの季節｣戸田イリーナ(草加市苗塚町)、彫刻｢絆｣瀬川勝彦(草加市新里町)
▽草加商工会議所会頭賞＝写真｢歩み｣小野寺良(草加市青柳)
▽草加市文化協会賞＝日本画｢光陰｣緒形昭弘(草加市両新田東町)
▽東武よみうり新聞社賞＝工芸｢急須セット｣藤倉吉信(蓮田市駒崎)
▽J:COM賞＝書｢許渾詩｣北村旭艶(草加市長栄)
▽アコス賞＝彫刻｢憩い｣小野寺栄子(草加市瀬崎)。