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越谷/水辺で乾杯  クラフトビール

来月27日発売

越谷水辺エール(こしがやみずべえーる)
越谷水辺エール(こしがやみずべえーる)

 越谷市レイクタウンを中心に、「水辺の魅力を生かした日常の創出」を目指しているレイクアンドピース(畔上順平代表取締役)が、三重県伊勢市のビール醸造メーカーISEKADOとコラボして、クラフトビール「越谷水辺エール」を4月27日から発売する。
 レイクアンドピースはかねてから、地域の人が親しくなるためのコミュニケーションツールとして「水辺で乾杯するビール」を目指してきた。一方、ISEKADOは、「日本のビールをおもしろくする」を合言葉に、海外や日本の企業とのコラボビールを手がけている。越谷市の久伊豆神社と伊勢神宮のつながりなどもあって、越谷初の地域ビールの製造を決めた。
 味は、ISEKADOの代表銘柄「ペールエール」とトロピカルなホップの香りが特徴的な「XPA」の中間で、すっきりとややフルーティーなものを選んだ。「越谷水辺エール」というネーミングは、レイクタウンの水辺で開催されたイベント参加者、ウェブ、SNSを通じて集めたアンケートの回答から選出。ほかには「越谷乾杯エール」などの応募があった。ロゴとパッケージデザインは、レイクタウンを拠点に活動しているパッケージデザイン、イラスト会社の(株)CLAPが担当。背景柄は、越谷市在住のテキスタイル作家、竹内優美さんが手がけた。久伊豆神社の鳥居、しらこばと、越谷いちごなどの名産が描かれている。
 初回は、350㍉・㍑缶約1万本を出荷予定。同市内の酒屋、飲食店で取り扱うほか、レイクタウンの水辺で開催されるイベントやレイクアンドピースのブースで販売する予定。
 同社は「越谷市の新たな魅力として、レイクタウンの水辺を訪れるきっかけとなり、地域の人のつながりが深まっていくことを目指す」と話している。今月1日からは、ビール製造やPR活動の資金調達のため、クラウドファンディング「CAMPFIRE(キャンプファイア)」を使って資金を集めている。