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三郷市・市と社協が〝高齢者お助けガイド〟作成

 食事などの「ちょっとした」手助けや、交流の場の情報が欲しい――。そんな高齢者の要望に応えようと、三郷市と同市社会福祉協議会はこのほど、「高齢者の暮らし ちょこっとお手伝いガイド」と「通いの場マップ」を作成した。高齢者の在宅生活や、地域との交流を支える事業者やサービス、気軽に通える場などを詳しく紹介している。市のホームページ掲載のほか、公共施設で配布しており、「少しでも高齢者の皆さんの力になれば」と期待している。

 同市と同市社協は、これまで情報共有がなく、それぞれが把握する情報を別々に高齢者、支援者らに案内してきた。このため、「情報を集約し、〝見える化〟した方が高齢者、支援者が使いやすい」[同市長寿いきがい課)として、このほど、ガイドとマップを作成した。

 冊子は、それぞれA4判モノクロで、「高齢者の暮らし~」が36㌻、「通いの場マップ」が26㌻。
 内容は「高齢者の暮らし~」が、高齢者向けの配食や掃除・洗濯、買い物やごみ出し、送迎――など生活に必要な8部門の、民間やNPO法人などの事業者の「サポート内容」「利用料」「対象者」などを掲載している。また、生活支援コーディネーター、市・社協の相談窓口、高齢者の在宅生活を支えるボランティアや、事業所など計46団体の名称、連絡先、対象者、利用料などの情報もある。
 一方、「通いの場マップ」は、老人福祉センターのほか、軽い運動やおしゃべり、趣味などが楽しめる地区サロンや認知症カフェ、ふれあい見守り拠点、老人クラブなど、「生活を彩る地域との交流や生きがい探しの場」など、計79か所を紹介している。
 冊子はそれぞれ900部作成し、民生委員や居宅介護支援事業所、地域包括支援センターに個別配布したほか、市役所などの公共施設でも一般向けに配布している。同市長寿いきがい課は「情報は市のホームページにも掲載し随時更新する。冊子は年1回の発行を検討している」としている。

 民生委員らは、「市民からの想定外の質問で困ることもある。冊子ができたことで、そうした質問に答えられるようになり、助かっている」と冊子を歓迎している。
 「冊子作成で各団体に声がけした際、活動の現況を確認ができたのも、冊子作成のメリット」と、同市社協も冊子作りの成果を喜んでいる。
 近隣では八潮市や松伏町なども同様のガイド、マップを発行しているが、県内では、まだこうしたガイドは少ないという。