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八潮市・親子で「お金」を学ぶ

 草加市高砂のファイナンシャルプランニング業「有限会社プリド」(五十嵐洋子代表)と、「八潮英語学習研究会『まなびの樹』」(川﨑雅俊代表)は7月31日、八潮市のTX(つくばエクスプレス)八潮駅前の八潮メセナ・アネックスで、「おこづかいゲーム親子教室」を開き、5組の親子が参加した。
 「電子マネー」など〝キャッシュレス決済〟が増えて、仮想のお金と実際のお金が一致せず、「使えば減る」実感がないまま、お金を使いすぎる子どもたちも少なくないという。

 ゲームはすごろく方式で、資金1000円を持ってスタート。停止したマスの指示に従い、購入の是非や強制的な支払い、小遣いがもらえる4種類のカードを引きながら進む。収支を小遣い帳に記載し、金銭のやりくりを学びながらゴールを目指す。子どもたちは、収支計算に四苦八苦しながらも、「楽しい」と目を輝かせていた。

保護者らに金銭教育を行う五十嵐代表
親が講演を聞いてる間に、子どもたちは貯金箱作りに夢中

 川﨑代表(42)は「お金の大切さを学ぶことで、将来、苦労してお金を得ることを考えてもらいたい」と話し、五十嵐代表(48)は「小遣いを毎月定額であげることが、金銭感覚を学ぶ第一歩」と強調した。