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八潮市・児童や保護者らが稲刈り

 八潮市立八條北小学校近くの水田で17日、「第7回ふるさと体験教室・第2部(稲刈り体験)」が行われ、市内の小学生と保護者ら45世帯138人が参加した。
 同市商工会青年部(古庄正成部長)が主催し、「同市青耕会」(石井純一会長)が技術協力した。

 同教室は「食育と郷土愛」をテーマにしたもので2016年にスタート。稲刈り体験は天候に悩まされ、19年に初めて開催された。昨年、一昨年はコロナ禍で中止された。
 今回収穫されたのは、今年5月、同教室の第1部として、小学生や保護者らが、同商工会青年部のメンバー所有の田んぼにコシヒカリの苗を植えていたもの。慣れない手つきで鎌を手にした児童や保護者らは、同市青耕会のメンバーから鎌の使い方を教えてもらいながら、次々と稲を刈り取っていた。慣れるに従って、稲を刈るスピードも増していった。

 参加した八條小6年の前橋駿友君(11)は「稲刈りに夢中になって、手が痛くなったけど、とても楽しかった」と笑顔で話した。
 収穫された新米の量は400㌔以上で、精米後、参加した各世帯に2㌔ずつ配布され、関係機関などにも配られる。