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草加市・迫力の「よさこい」に歓声

 「第30回シン・草加商工会議所まつり」が3日、草加市の松原綾瀬川公園で開かれ、約10万人(主催者発表)でにぎわった。
 草加商工会議所(野崎友義会頭)と同実行委員会が主催。今回は同まつりが30回目を迎え、「真(シン)の商工会議所まつりへの回帰」をテーマに、多くの出店ブースやステージイベントが行われた。コロナ対策として消毒や検温などは行われたものの、入場制限が行われなかったことから、昨年以上に盛り上がりを見せていた。

 会場内では、市内の人気飲食店のテイクアウト販売や小学生が描いた絵画を飾る青空美術展のほか、恒例の「モノづくりダイレクトセール」では地場製品の展示販売などが行われた。また、二足歩行ロボットによるプロレス「ロボットプロレス『できんのか!』」も開催され、多くの人から関心を集めていた。

ショーも交えた「ロボットプロレス」に出場したロボットたち

 特によさこいイベントは、「YOSAKOIそうか2022~相思草愛~」(主催・草加市よさこい振興会)と新たに銘打ち、市内のほか、北は北海道から南は高知県までの踊り手が大勢参加した。ステージ上や同公園のウォーターフロント・ラグーン広場、東側道路で流し踊りが行われ、迫力満点の踊りがまつりに花を添えていた。踊り子たちからは「1年ぶりに踊れて本当に楽しい。発表の場がここしかなく、1年間の目標にしていた」と喜びの声が溢れていた。

 フィナーレではよさこい踊りのチーム旗の〝大旗の競演〟のほか、参加したよさこい団体の総踊りが行われ、会場は終始熱気に包まれていた。