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草加市/地域活性の光、まち彩る

 東武スカイツリーライン・谷塚駅東口周辺で4日からイルミネーションが点灯し、乗降客らの目を楽しませている。
 今回は昨年より7000球多い約5万球のLED電飾が飾られた。点灯時間は毎日午後4時30分から翌朝午前1時まで。来年2月19日まで楽しめる。
 昨年、一昨年はコロナ禍のため点灯式が行われなかったが、今年は山川百合子草加市長らを招き、3年ぶりに点灯式が行われた。電飾が一斉に点灯すると、集まった市民や駅利用者の多くが手にしたスマートフォンなどで、幻想的な光の空間を撮影していた。

イルミネーションに彩られた谷塚駅東口のようす
式典であいさつをする浅古会長
山川市長(写真中央)らも参加し、3年振りに行われた「点灯式」

 このイルミネーションは、同駅東側の3つの瀬崎町会と、駅前の谷塚コリーナ住宅棟自治会で構成する「谷塚駅周辺活性化協議会」(浅古八郎会長)が例年行っており、今年で7回目。同協議会はイルミネーション事業を核に、「安心・安全でキレイナ街」の実現を目指している。「キレイナ」は、「駅周辺 触れ合い いい街 華やかに」の2文字目を取ったもの。
 使用された電飾は、地域の事業所や商店などの協力を得て用意された。東京ディズニーリゾートなどのイルミネーションを手がける「西本産業」が配線指導を行い、地域住民によって設置された。

 点灯式で山川市長は、「期待したこの日が迎えられた。今後の街づくりに生かしたい」とあいさつ。
 同協議会の浅古会長(78)は「コロナ禍や仕事ですさんだ心を癒やし、防犯にも役立つ。子どもたちの思い出にも残り、『子どものふるさと作り』にも役立てれば」と語っていた。