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三郷市/カラフルな御朱印登場 彦倉虚空蔵尊 

 三郷市彦倉1丁目の「真言宗豊山派延命院」(石井秀誉住職)で1日から、新たな御朱印を頒布する。カラフルなデザインで、人気を呼びそうだ。

写真の左右が新たに頒布するカラフルな御朱印
写真の左右が新たに頒布するカラフルな御朱印

 新たな御朱印は2種類。一つは、関東三大虚空蔵菩薩(ぼさつ)尊である秘仏の本尊「彦倉虚空蔵尊」を祭る虚空蔵堂と、悟りの象徴でもある蓮( はす)、それに丑(うし)年と寅(とら)年の守り本尊であることから、牛とトラがデザインされたもの。
 もう一つは、虚空蔵菩薩像の使者や化身とされるウナギに感謝や敬意を表す「うなぎ供養会」を行っていることから、ウナギをモチーフにしたもの。
 いずれもフルカラーで、あらかじめ印刷されたものを渡す。頒布料は一つ500円。

 御朱印がブームとなった4、5年程前から、参拝者らから「新しい御朱印を」との声が上がっていた。昨年4月、12年に1度のご開帳の時点での頒布も考えていたが、準備が間に合わなかったという。
 石井住職(71)によると「息子の知り合いで、金沢の画家によるデザイン」という。「御朱印は参拝した証で、記念スタンプとは異なる。御朱印を希望する際は、ぜひ参拝して虚空蔵尊との縁をつなぎ、御利益を授かってほしい」と話している。