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イチゴ狩り始まる 越谷 「あまりん」、「ほしうらら」など

イチゴ狩りを楽しむ家族連れ
イチゴ狩りを楽しむ家族連れ


 イチゴ狩りが楽しめる越谷市増森の観光農園「越谷いちごタウン」が3日にオープンした。9シーズン目。週末を中心に家族連れなどでにぎわっている。
 越谷市が都心に一番近い高品質なイチゴ生産地を目指して整備した。運営は「越谷いちご団地生産組合」(前田寿樹組合長)。8棟のハウスを4軒のイチゴ生産者に貸し出している。
 栽培品種は紅ほっぺ、章あき姫ひめ、かおり野のほか、埼玉県の品種「あまりん」、新品種の「ほしうらら」など9種類。実の状況を見て、1日当たり250~350人を目安にインターネット予約優先で入場できる。また、開場日には入り口付近の売り場で、品種日替わりでパック販売がある。
 4日に家族と親類ら7人で訪れた主婦、柿森弥生さん(33)(さいたま市)は「昨年に初めて訪れて気に入りました。イチゴの品種も多く、どれもおいしい。子どもたちも喜んで食べています」と笑顔で話していた。
 前田組合長(42)によれば、今シーズンは気温も高めで、例年以上に生育が順調という。「人気品種の『あまりん』の栽培面積を増やしています。おいしいイチゴをたくさん作ってお待ちしています」と呼びかけている。
 開園期間は5月末まで。インターネット予約できる時間は午前10時、11時30分のいずれか。予約をしていない人は、当日の受け付け状況をインターネットか電話で確認してからの来場を勧めている。
 料金は45分間の食べ放題で小学生以上2500円、3歳以上就学前まで1300円。月曜、金曜定休。
 なお、越谷市内には同タウンのほか、8か所の観光いちご農園がある。
 <問い合わせ>越谷いちごタウン(越谷市増森1の41)☎965・1514。