越谷市

越谷/体験が学びのきっかけに

生涯学習フェス

やり方を教える得上先生
ネオステンドアートのやり方を教える得上先生

 「越谷市生涯学習フェスティバル」が2月25日、同市中央市民会館で開かれた。同市生涯学習推進会(三勢優紀子会長)、同市、同市教育委員会の共催で、テーマは「見つけよう!あなたの生涯学習 広げよう! 豊かな学びの輪~やってみて はじめてわかる学びの面白さ~」。見る、参加する、体験することにより学びのきっかけを提供し、その楽しさと大切さを市民に知ってもらうのが目的。
 入り口付近には、しらこばと工房(パン販売)やキッチンカー(中華やベビーカステラ)、地場野菜などのテントが並び、館内1~5階では講座、体験、展示などが行われた。幼児から高齢者まで幅広い年齢層3118人が集まった。
 大人気だったのは、同市在住の漫画家、てしばまさみ(手丸かのこ)さんが講師を務めたこしがや市民大学特別講座「誰でも描ける! マンガ家に学ぶアート入門~夢のつかみ方、イラストのコツ教えます~」で、事前予約に180人の応募があった。
 ネオステンドアート体験にも受講者が殺到した。ガラスの上に描いた絵や模様に樹脂で色を乗せていくもので、今回は玄関などに飾る置き物を制作した。当日予約の教室は定員24人、3回講座は定員72人だったが、希望者が多く教室にあふれていた。父親の小川真世さん(37)と一緒に参加した凜心ちゃん(5)は、「去年やって楽しかったから今回も来た」。母親の山本真理奈さん(37)と参加した梨央奈ちゃん(6)は「今年はイルカ(の絵付け)に挑戦する」とうれしそうに話していた。
 そのほか、ポラスがカンナなどを使用した箸作り「マイ箸のコーナー」で、民間として初めて参加した。木を水につけ口で空気を吹き込むと、木の隙間から空気が漏れて泡が出てくる実験を披露し、子どもたちを驚かせていた。
 藍染めを使ったくす玉を作っていた60代の女性は「細かいことは好きだけど、大変。30分以上やっているけど完成しない」と苦笑いしていた。
 この日は冷たい雨が降ったため、例年に比べて来場者は少なめだった。「通常なら4000~5000人来る。ただ、久しぶりに制約なしで楽しんでもらえ、ゆっくり学べてよかったと思う」と同会の三勢会長は話していた。