三郷市

元・ヤクルト川崎さん指導

 三郷市立瑞木小学校(山口清孝校長、児童381人)は6月23日、5、6年生132人と野球経験者ら21人を対象に特別授業「夢・未来応援プロジェクト ブルペン2021」を実施し、プロ野球のヤクルトスワローズの元投手、川崎憲次郎さん(50)が野球の基本を指導した。

 川崎さんは、児童らに野球の基本のキャッチボールの方法や投げ方を教えた。特に5、6年生には、「苦しくても続けられることを見つける」「失敗しても反省し、前に進み続ける」「あきらめないこと」――の3つが夢をかなえる方法と述べて、自分の過去を振り返りながら、野球人生を語った。

 中でも、「失敗しても立ち上がり、目標に向かって挑戦し続ける勇気が大事」とエールを送った。

 講演を聞いた少年野球チーム「三郷団地ライオンズ」の捕手、折笠碧叶君(12)は「プロの選手から直接話が聞けてうれしかった」といい、同・一塁手の田口優希君(同)は「投げ方の基本などが具体的でわかりやすかった」と感想を話していた。