三郷市

国道沿い花植える

 「日本風景街道298三郷」を守る活動を続けている、三郷市民らによるNPO法人「ふるさと街づくり推進協議会」(大井巳喜彦代表理事)のメンバーがこのほど、同街道の花壇にパンジー苗を植え付けた。
 国土交通省は2007年、東京外環自動車道(外環道)の三郷インターチェンジから千葉県松戸市の矢切インターまでの下を走る国道298号線を「日本風景街道~」に選定した。
 同協議会はこれまで、沿道へのごみのポイ捨てを抑制するため、「花いっぱい運動」を推進してきた。今回のパンジー苗の植え付けもその一環。

パンジーを植える協議会のメンバーら
集まった株は420株
今後は街づくりを中心に活動

 同日は約10人が参加し、同街道の高州4丁目交差点付近の花壇に用意したパンジーの苗を植え付けた。赤や紫、黄色、白など色とりどりの420株は、大井代表(80)の知り合いの「南流山幼稚園」(千葉県流山市)から寄贈されたものという。このほか、鷹野5丁目交差点や三郷公園入口交差点付近の花壇にも同様に植え付けられた。
 大井代表は「コロナ禍で心がすさんでしまった人たちの目を楽しませたい。これまで五輪を中心に活動してきたが、今後は街づくりとして活動したい」と話している。