三郷市

三郷市・「イケア」と協定 子育て支援など

 三郷市は8月25日、「イケア・ジャパン」(ペトラ・ファーレ社長、本社・千葉県船橋市)と「包括連携に関する協定書」を締結した。
 「持続可能な社会を目指す」との同市の理念と、同社の「持続可能性のある戦略」の理念が一致したため、相互の連携を強化し、今後、その理念に基づく取り組みの推進を目的としている。
 市役所で行われた締結式には、木津雅晟市長のほか、「イケア新三郷」マーケットマネジャー、ヨルゲン・スベッドルンドさん(53)と、ローカルマーケティングスペシャリストの浅沼淳一さん(46)らが出席した。

 協定の内容は、①環境②教育や文化の振興と健康の増進③子育て④男女共同参画社会に実現や子ども・青少年の健全育成など多様な社会の発展⑤高齢者・障害者の支援――などに環境に配慮しながら取り組むというもの。
 ヨルゲン・スベッドルンドさんは、「今後も多方面にわたって市と連携を強化し、環境に配慮した持続可能な社会づくりに一緒に取り組みたい」と話した。
 また、木津市長は「今回の協定は互いの理念をより強化し、市の発展にもつながる。環境に配慮した持続可能な社会を目指す」と述べ、協定への期待を示した。