草加市

草加市/「水蓮会書道展」 市長賞に桒原さんら

 草加市新善町で書道教室を開いている「水蓮会書道」(石川水蓮会長)が1月28、29の両日、勤労福祉会館(草加市旭町)で「令和5年水蓮会書道書き初め展」を開き、29日には表彰式も行った。

 式典で山川百合子市長は、「自分も書を学んだ時に、点一つや最後の払いまで心を込めて書くようにと教わった。作品を拝見し、一人一人の心が随所に表れていると感じた」と指摘。石川会長(78)は「限られた時間の中で生み出された作品の課程を見られたのが楽しかった」と話した。

 「学生の部」で市長賞を受賞した桒原ひかりさん(22)(十文字学園女子大学4年)は「今年社会人になるので、目標を持ち、活躍できるよう、才能を発揮するという意味を持つ『飛龍乗雲』という四字熟語を書いた。練習時間が少ない中で書き上げた」と話し、「就職後も書道は続けたい」と喜んでいた。
 上位入賞者は次の通り(敬称略)。

草加市長賞=<学生の部>桒原ひかり、<一般の部>山本鮎美、<生涯学習の部>磯部俊蓮
草加市議会議長賞=<学生の部>五月女小春、<一般の部>石川眞衣、<生涯学習の部>須賀一典
草加市教育長賞=<学生の部>井上真凛、<一般の部>石川沙耶、<生涯学習の部>廣瀬睦子