八潮市

八潮市が生理用品配布

 八潮市は6月15日、市内の児童生徒や市民に対し、生理用品を無償で配布することを決め、同18日から配布を開始した。

 災害用備蓄品である生理用品の入れ替えによるもの。提供される数は、生活必需品の購入ができない困窮状態の市民向けが約2000枚(生活保護受給世帯は除く)、小学3年生から中学3年生までの児童生徒向けが約7000枚。

 配布場所は、市民向けが市役所の社会福祉課自立相談支援担当窓口。一方、児童生徒向けは市内小中学校の体育館や武道場などを含む全個室トイレの半数に巾着袋でつるし、自由に使用できるようにしている。

 18日には、市立大瀬小学校(會沢実校長、児童752人)で同市教育委員会(井上正人教育長)から會沢校長に手渡された。