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草加市/障害者生産の新商品販売

 草加市社会福祉事業団が運営する同市柿木町の障害福祉サービス事業所「つばさの森」(横山明美所長)で9月末日まで、季節限定の新商品「米粉のクリームチーズマドレーヌ」を販売している。暑い時期ならではのおいしい食べ方として、食べる30分前を目安にちょっと冷やして食べるのがおススメという。

 「つばさの森」では知的障害者が社会的自立に必要な知識や技能を習得できるよう、マドレーヌの製造作業を行っている。だが、例年、夏の時期はマドレーヌの売れ行きが落ちる上、コロナ禍や原材料高騰で売り上げが以前より減っているため、支払う賃金が低下している。こうした状況を少しでも改善しようと、同事業団の生活支援員として新商品開発などを担当している中村綾子さんが考案した。


 新商品は、プレーンとイチゴ味の2種類で、いずれも税込み120円。濃厚なクリームチーズとバターの風味もよく、米粉を使用しているため小麦粉アレルギーの人でも安心して食べられる。縁起物の紅白の色みは贈り物としても喜ばれている。また、貼られたシールに書かれた「クリームチーズ」の文字は、字の得意な利用者が一枚一枚丁寧に手書きしたもの。

 中村さんは「どの分野でも同じだが、目新しいものがないと飽きられてしまう」とし、「新商品がこの時期の目玉商品になるとうれしい。売れ行きが好調なら来年4月からの定番商品に加えたい」と話している。
 中村さんはこれまでも、獨協大学とのコラボ商品の販売(本紙7月3日付既報)などを行ってきた。今回の新商品開発でも「コラボ商品で得た知識や道具などが役立った」と言う。

 <問い合わせ>つばさの森☎935・5678。