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松伏/菅野製麺 欧州に工場新設

来月、稼働へ

欧州での事業展開に向け「菅野ヨーロッパ」を設立した「菅野製麺所」菅野社長
欧州での事業展開に向け「菅野ヨーロッパ」を設立した「菅野製麺所」菅野社長

 松伏町松伏に主力工場を構える製麺会社「菅野製麺所」(菅野善男社長。本社・東京都大田区)のポーランド工場が、7月中旬から稼働し、50万食をフランス、ベルギー、ドイツ、ルクセンブルグなどに出荷する。松伏で技術を育まれた菅野の麺がヨーロッパへと海を渡る。
 同社はヨーロッパでの事業展開に向けて、一昨年12月に「菅野ヨーロッパ」を設立し、今年2月にポーランド・コニン県に工場を建設した。ポーランドを選んだのは、原料が豊富、人件費が安い、港が近い、そしてヨーロッパ主要国へのアクセスがいいからという。
 「50万食から始める。これから2~3年は苦しい状態だが、需要が見込めれば4ライン作って200万食にする」と菅野社長は話す。ヨーロッパ工場には2月に設備を搬入済みで、7月に2人の技術者を派遣して製麺を行う予定だ。
   松伏には第二工場
 一方、同町では5月21日、同社の関連会社「(株)カンノ」(同町上赤岩)の第二工場竣工(しゅんこう)式が行われた。創業75周年記念事業。
 菅野製麺所は、第一工場が1日8時間、1か月に25日間稼働で400万食を超えた段階で、第二工場設立を視野に入れていた。昨年6月、目標を超えたため昨年11月に着工した。
 同工場は6月から3ラインが稼働予定で、主力の生中華麺に加え、新たに力を入れるうどん、パスタなどを製造する。一般小売りは行わず(一部の営業所で販売)、東京、埼玉、神奈川、筑波4営業所から注文先の店へ納品する。さまざまな注文に対応するため、麺は500~600種類、店によって異なるグラム数を製造する。最終的に両工場合わせて700万食を目指す。
 同社では、毎月1回、土、日曜に「めん市場 KANNO MARCHE(菅野マルシェ)」を開催している。生中華麺各種、冷凍ギョーザ、シューマイ、肉まんなどの中華総菜を販売するほか、有名店とのコラボラーメンを限定販売する。人気は、各種麺のワンコイン(500円)詰め放題。毎回1500人から2000人が殺到する人気イベントとなっている。6月の開催は22、23両日午前10 時~午後3時の予定。
<問い合わせ>菅野製麺所の小貫(おぬき)さん☎︎992・1147