越谷市

愛称は「スカイメロン」・越谷の水耕栽培メロン

 越谷産メロンの名称を公募していた越谷市は選考の結果、「越谷スカイメロン」と決定した。このほど、命名した市内在住の●●、榎本圭子さん(43)と鈴木煌士(ルビ・こうし)君(7)(大沢小2年)の2人に、高橋努市長が感謝状と記念品を贈った。
 越谷産メロンは、同市農業技術センターで2018年から試験栽培を行っている。1株から20~30個を収穫できる高設の「水耕栽培」を取り入れ、安定的に収穫できるようになったという。今年8月26日から9月15日にかけて名称を公募したところ、566件の応募があった。農業、観光関係者らの選考で、高設の水耕栽培の特長や、覚えやすく親しみやすい名前である「スカイメロン」に決まった。
 榎本さんは「勤務先の高齢者施設の利用者と一緒に楽しみながら考えた。利用者に明るいニュースを届けられた」と喜ぶ。鈴木君は「家族で考えた。人の背の高さぐらいに実るので、空中に浮いているスカイメロンと名付けた」と話す。
 同センターは11月下旬から、東武スカイツリーライン越谷駅東口の観光物産拠点施設「ガーヤちゃんの蔵屋敷」で越谷スカイメロンを販売する。1玉の価格は未定だが、「贈答用に最適」とPRしている。
 <問い合わせ>越谷市農業技術センターTEL969・0120。