越谷市

越ヶ谷宿の雛めぐり 今年は「家康」を展示 


 「日光街道越ヶ谷宿の雛ひなめぐり~宿場のまちあそび~」が23日から3月5日まで、越谷市の越谷駅東口の旧日光街道周辺で開かれる。江戸時代から続く伝統産業「越谷の雛人形」を多くの人に知ってもらおうと、越谷商工会議所と越谷新町商店会が主催して行われる。
 街道沿いの古民家や商店など約20か所に雛人形を展示して、街歩き、街めぐりを楽しんでもらう企画。今年はNHK大河ドラマ「どうする家康」にちなんで、越谷との縁の深い徳川家康に関する資料を3月3日から5日まで、陶器店「ぬ志徳」で展示する。
 家康関連で展示されるのは、大聖寺(だいしょうじ)に寄進された家康の夜具(現物大カラー写真)や浄山寺(じょうざんじ)の「家康像」(写真)、家康から送られた「御朱印状」(写真)など。大河ドラマ関係の資料や出版物なども展示する。
 越谷駅東口の観光物産拠点施設「ガーヤちゃんの蔵屋敷」前では出張商店街の「まるこ横丁」が開かれる。越谷の地域ポイント「まるこWAON」加盟店による販売。「わらび庵」のわらびもちドリンク、「よつばカフェ」のチョコ菓子の販売など10店が参加する。
 恒例の「まちあるきガイドツアー」は3月3日から5日の3日間。「ガーヤちゃんの蔵屋敷」をスタートし、歴史的建物の解説を聞きながら、古い商家などに飾られている雛人形などを見て回る。参加費500円(申し込みは3月2日までに越谷商工会議所)が必要。
 <問い合わせ>越谷商工会議所☎966・6111。